ブリーチ1回 と2回は何が違う?現役美容師が徹底解説してみた
希望のカラーを見せるとよくこれはブリーチ2回必要ですって言われるんだけどブリーチ1回じゃ無理なのかな?ブリーチ1回と2回ってそこまで違うの?う〜ん…1回と2回じゃ何がどう違うのかしっかり知りたいな…
あなたも美容室に行った時に経験があるのではないでしょうか?
ブリーチ1回でも可能
です
と言われたり
無理なので
ブリーチ2回必須
になります
と
ブリーチの回数の指定
を言われたことがあるはずです。
こんばんは。夜を楽しんでくださいね^ ^青森市フリーランス美容師BLAZE hair所属 SHUN です🐒
※SHUNの事を詳しく知りたい場合は
↑こちらより閲覧可能です。
ブリーチの回数の違い
あなたはしっかり理解できているでしょうか?今回は中でも一番多い
ブリーチ1回と2回の違い
こちらについて解説をしていきます^ ^
ブリーチ1回と2回の違いを知ればあなた自身でも
ブリーチ2回必要かも…
などとあなた自身でも理解することが必ず出来るはずです^ ^
この記事の目次
ブリーチ1回と2回の違いとは何か?
では実際にブリーチ1回と2回とでは何が違うのか簡単にですが見ていきましょう^ ^
- ★施術時間の違い
- ★料金の違い
- ★ダメージ(痛み具合)の違い
- ★赤みの有無
- ★明るさの違い
- ★できる色味の違い
↑簡単に話すとこの6種類の違いがあります。
順を追って解説していきます^ ^
【違い①】施術時間の違い
まずブリーチ1回と2回の違いには
施術時間の違い
があります。
しっかり予定管理をする必要が
あります
詳しくは■こちら ■で解説していきます。
【違い②】料金の違い
次に
料金の違い
も発生します。
追いブリーチするかどうか
あなたが準備する料金が
変わってきます
詳しくは■こちら ■で解説していきます。
【違い③】ダメージ(痛み)具合の違い
そして次に
ダメージ(痛み)具合の違い
があります。
ブリーチ1回しかできないのか?
ブリーチ2回することができるのか?
が変わってきます
詳しくは■こちら ■で解説していきます。
【違い④】赤みの有無
ここからが”仕上がりの違い”になってきますがブリーチ1回と2回では
赤みの有無
が違ってきます。
赤みの有無
が変わってきて仕上がりに
大きな差が出てきます
この部分は結構知らない方が多く
ブリーチ1回でもできる
という概念が変わるはずです
詳しくは■こちら ■で解説していきます。
【違い⑤】明るさの違い
そして次に
明るさの違い
も発生します。
かなり明るさに違い
が発生します
詳しくは■こちら ■で解説していきます。
【⭐️違い⑥⭐️】できる色味の違い
最後に一番重要な違いが出てきます。
できる色味の違い
が発生してきます
特に美容師さんがこの部分を把握しており
ブリーチ2回じゃないと
できません
とアドバイスをしています。詳しくは■こちら ■で解説をしていきます。
これらが”ブリーチ1回と2回の違い“になります。
ざっと紹介してきましたがほとんどのことは把握されていると思いますが大抵知らないことに集中するのが
赤みの有無
ブリーチ1回と2回で
できる色味
になります。これらの把握することで
ということがなくなるはずです^ ^
今度はもっと詳しく解説をしていきます。
ブリーチ1回と2回の施術時間の違いについて
ブリーチ1回と2回とではまず
施術時間の違い
が発生します。
変わってくるのか
あなたは知っているでしょうか?
こちらで解説をしていきます^ ^
【前提①】ブリーチの塗布にかかる時間
まず前提として知っておいて欲しいのが
ブリーチの塗布時間
です。
インナーカラー・アンブレラカラーの場合
↪︎〜10分
フルブリーチの場合
↪︎15〜30分
ハイライト・グラデーションカラーの場合
↪︎30〜45分
バレイヤージュの場合
↪︎45〜60分
がかかってきます。
なぜハイライト・グラデーション・バレイヤージュは時間がかかるのか?
やバレイヤージュって時間がかかるの?
と感じた方もいると思いますが
入れるところを定めたり
ホイルを使っていれるからです
特にグラデーションとバレイヤージュは時間がかかります
僕の場合になりますがグラデーションとバレイヤージュは
特に塗布時間がかかる施術
としています。その理由が
↑このような”エアタッチ“という技術を使用して入れるからです。
より自然な仕上がりに
することが可能になります
エアタッチを入れた後のエアタッチの状態ですが
【グラデーションの場合】
【バレイヤージュの場合】
↑これらのようにブリーチを入れない部分をしっかり分けて塗布することができるため
↑グラデーションの場合は境目がかなり自然になり
↑バレイヤージュの場合も境目にパッキリとしたものがなく自然な仕上がりになります。
必要なために時間がかかります
※エアタッチについて詳しく知りたい方は
↑こちらをご参照下さい。
※ご紹介したスタイルを詳しく見たい場合は
↑こちらより閲覧可能です。
【前提②】ブリーチを放置する時間
そして次に前提で知っておいて欲しいのが
ブリーチ放置時間
に関して。
放置するんじゃないの?
と思っている方が多いのですが
45〜60分放置
します
リタッチの場合
↑このようなハイトーンの状態の場合は
90分放置
することもあります。
なぜブリーチ放置時間が長いのか?
置く時間が必要なの?
と感じると思いますがこちらを見てみてください。
↑確かに30分までは急激に明るさを出すための放置時間になります。
ですがその後にも注目してください。
していますよね?
変な話
4時間以降も反応している
のがわかるはずです。すなわち…
ブリーチを30分で流す美容室は基本ブリーチカラーは”失敗“します
ブリーチを30分だけ放置して流す美容室は
あなたがやりたいデザインにならず
失敗する確率が高まります
ブリーチカラーは基本
しっかり明るさがないと
綺麗に染まりません
なので僕の場合は
最低45分
最高90分
とやや長めに放置してしっかり明るさを上げるようにしているので
長めに設定しています
【マメ知識】実は長めに放置した方が髪への負担が軽減される
これはマメ知識になるのですが
当然ですがどんどん威力が
弱まってきます
同時に
髪への負担も軽減される
ということがおきます
■先ほど ■も解説しましたが
ブリーチは4時間まで
反応し続けます
そして
30分以降は
緩やかに明るくなります
このことを踏まえると
明るさが出る
髪への負担の軽減ができる
と言ったメリットが出てくるので
するということは確かに
反応速度を上げますが
思ったほど明るさが出ず
負担が強くなります
ブリーチ1回の施術時間
ではブリーチ1回の場合施術時間がどれくらいかかるかというと
3〜4時間
をめどに考えてください。
ブリーチ2回の施術時間
次にブリーチ2回の場合どれくらいかかるかというと
5〜6時間
かかってきます。
考慮しての施術時間です
これが”ブリーチ1回と2回の施術時間の違いの詳細“になります。
ブリーチ1回と2回の料金の違いについて
では次にブリーチ1回と2回の料金についての違いですが
追いブリーチが
設定されているかどうか
で変わってきます
追いブリーチが設定されていると比較的”安く”追加ブリーチ可能
追いブリーチとはよく
- ★追いLINE
- ★追いソース
みたいに追加するみたいな時に使う用語ですがブリーチでも同じで
追加でブリーチする
というのが追いブリーチになります。
よくこの追いブリーチ料金
が設定されています
僕も追いブリーチは設定しており
+5,500円
で2回目のブリーチをすることが可能です。
追いブリーチ設定がされていなければ追加の場合は”高額になる可能性大“
あまりブリーチを得意とするお店ではなければ基本的に
そのままの料金がかかってくる
可能性がかなり高いです
最大でも”倍”料金がかかってくる
もしブリーチ1回の料金が
15,000円
だったとすると2回目のブリーチも
15,000円
かかり合計で
30,000円
と料金が倍になる可能性があります。
をしっかりと見極める必要があります
これが”ブリーチ1回と2回の料金の違いの詳細“になります。
ブリーチ1回と2回のダメージの違いについて
では次に
ブリーチ1回と2回のダメージの違い
について。これは当然ですが
髪に負担がかなりかかってきます
ブリーチ1回は”縮毛矯正以内“の痛み具合
実際に過去ブリーチの痛みは
縮毛矯正をかけたくらいの痛み
と言われています。今はしっかり■対策方法 ■があるので縮毛矯正もブリーチ1回も
そこまでの痛みが
発生しません
僕が担当するブリーチ1回は対策方法をしっかり行うと”次縮毛矯正がかけられます“
僕が担当するブリーチ1回なのですが
次の縮毛矯正を
かけることが可能
になります
対策方法については■後ほど ■解説します。
なのでブリーチ1回では対策方法をしていると
そこまで痛みが出ない
と思っていただいても構いません。
ブリーチ2回は”縮毛矯正・カラーなど結構施術された髪の質感“と同等
ブリーチ2回の場合の痛み具合は
など色々施術をされた
髪質に近い状態になります
しっかり対策していないとブリーチ2回後は”チリチリ・断毛の発生“が出ます
ブリーチ2回するということは■僕の対策方法 ■は必須になりますがもしその対策方法をしないとなるとブリーチ2回後は
↑このように毛先がチリチリな状態になったり、ヘタすると
↑このように切れ毛も発生してきます。
またはブリーチ2回以上の場合は
対策をとってのブリーチが
超必須になります
当然”施術前の痛み具合”でも変わります
これは当然ですが
髪の状態でも変わってきます
元々
↑このように痛みがある場合は
かなりの痛みが発生します
最悪ブリーチ2回の対策方法なしの場合の
断毛が発生する場合があります。
そもそもブリーチ施術を
お断りすることがあります
痛みが強い場合はその部分をまず”カット“してしまって下さい
痛みが強い場合はそもそもブリーチすることができないので、どうしてもブリーチしたい場合は
カットしてしまって下さい
フラットな状態にしてからのブリーチを強くオススメしています。
取り返しのつかないことがおきます
【⚠️重要⚠️】必ず”プレックス(ケアブリーチ)”にしてブリーチをしてください
ブリーチで痛みを軽減するために
プレックス
を必ずブリーチに配合し
ケアブリーチ
の状態にしてから
ブリーチ施術を行って下さい
プレックスを配合することで
- ★余計な痛みを出さない
- ★切れ毛の発生を防ぐ
などメリットが増え、ブリーチでの痛みの恐怖から逃れることが可能です^ ^
※プレックスについて詳しく知りたい方は
↑こちらをご参照下さい。
これらが”ブリーチ1回と2回のダメージ具合の違いの詳細“になります。
ブリーチ1回と2回の赤みの有無について
次に
ブリーチ1回と2回の
赤みの有無の違い
について解説していきます。
ブリーチ1回の場合
まずブリーチ1回の場合なのですが大抵は
↑このようにオレンジが発生します。
できる色味の範囲が狭まります
詳しくは■後ほど ■解説します。
ブリーチ2回の場合
では今度はブリーチ2回の場合はどうなるかというと
↑見てわかると思いますが
のがわかるはずです
※画像クリックで画像が変わります。
【⚠️注意⚠️】髪質・施術履歴によって変わってきます
ただし
髪質・施術履歴
で実は赤みが残る場合があります
ブリーチ2回しても赤みが残りやすい人とは?
赤みが残りやすい人ってどんな人?
と思うはずなので解説していきます。
- ★髪が太い
- ★髪が硬い
- ★縮毛矯正をかけている
- ★デジタルパーマをかけている
- ★普段コテ・アイロンでしっかり目にスタイリング
- ★黒染めをしている
- ★白髪染めをしている
↑主にこれらに該当する人です。
特に黒染め・白髪染めをしているとブリーチ2回しても赤みは残りやすいです
実際に”白髪染め“をしている方がブリーチをした場合どうなるかをお見せします。
↑これはブリーチ1回した状態ですが白髪染めの部分がかなりの赤みを帯びているのがわかるはずです。
↑これがブリーチ1回目。
↑そして2回目。
のがわかるはずです
この方の施術前の状態がこちら。
↑かなり濃く白髪染めが入っているのがわかるはずです。
かなり色素が強く
ブリーチしても赤みが強く出るので
ブリーチ回数を増やす必要
があります
なので黒染め・白髪染めをしている方は
ブリーチ回数+2回
しないと完全に赤みを除去できないので注意が必要です。
これらが”ブリーチ1回と2回の赤みの有無の詳細“になります。
ブリーチ1回と2回の明るさの違いについて
では次に
ブリーチ1回と2回の
明るさの違い
について。これは■先ほど ■紹介した
表示アドレス赤みがあるかどうか
で変わってきます。ということはもうわかると思いますが
明るくなります
詳細がこちら。
右がブリーチ1回
左がブリーチ2回
赤みがあるかないかでここまで変わってきます。
ブリーチ2回した方が
確実に明るくなります
【⚠️注意⚠️】髪質・施術履歴によって変わってきます
明るさも赤みのところと同様
明るくなるかどうかが
変わってきます
こちらは■先ほど ■と同じ内容になるので先ほども部分を参考にしてみて下さい^ ^
これらが”ブリーチ1回と2回の明るさの違いの詳細“になります。
【⭐️重要⭐️】ブリーチ1回と2回のできる色の違いについて
そして最後にここが一番重要な部分になります。
ブリーチ1回と2回での
できる色味の違い
について解説していきます^ ^
ブリーチ1回の出来る色味とは?
ブリーチ1回でできる色味はというと
- ★ブラウン系
- ★レッド系
- ★グリーン系
↑この3種類が一般的にブリーチ1回で可能になります。
なぜブリーチ1回でこの3種類しかできないのか?
この3種類しかできないの?
と思うはずですがこの理由は
です
赤みが残るということは
なんらかの効果を発揮
できるカラーしか染まらない
ということになります
ブラウン系
↪︎元々赤みを含んだカラー
レッド系
↪︎元々が赤
グリーン系
↪︎赤みを打ち消すことができるカラー
と赤みに対して効果的に働くカラーがこれら3つだかこそ
ブリーチ1回でも
綺麗に染まるカラー
なのがこの3種類になります。
ブリーチ2回で出来る色味とは?
では次に
ブリーチ2回で出来る色味
についてです。
先ほど伝えた3種類のカラーの他に
ブルー系カラー
ホワイトカラー
が可能になります。
ただしブリーチ2回でも赤みが残る人はもう1回のブリーチが必須です
ただし
大抵はブリーチ2回でも可能ですが
赤みが残る場合は
そのままではできない
ので注意して下さい。
これらが”ブリーチ1回と2回の出来る色の違いの詳細“になります。
【よくある質問①】ブリーチ2回は同じ日に可能ですか?
ここからはよくいただく質問の回答になりますが
1日で出来るんですか?
という質問をいただくのですが
【⚠️注意点⚠️】時間・費用が変わってきます
これは先ほど解説した
が変わってくるのでこの点を注意して下さい。
【よくある質問②】ブリーチを2回連続でどうやるのかやり方が知りたいです!
どうやってやるの?
と質問されることもしばしばあるのでその方法についても解説していきます^ ^
【方法①】一度も流さずブリーチ塗布”追いブリーチ“
まず1つ目の方法が
一度も流さず
ブリーチを剥ぎ取って再塗布する
追いブリーチ
になります。
メインで追いブリーチします
流さないメリットとは?
一度も流さず追いブリーチをするメリットとしては
- ★アルカリに傾いてるので明るさを出しやすい
- ★長さないので時間短縮になる
と言ったメリットがあります。
特にこの技法を使う施術とは?
特にこれらを使う施術は
です
要するに
フルブリーチ以外
の施術で
- ★インナーカラー
- ★グラデーションカラー
- ★ハイライト
- ★バレイヤージュ
と言った技術になります。
フルブリーチでも
この方法を使用します
【方法②】一度流してから再ブリーチ
そして2つ目の方法がほとんどの美容室でやられているかと思いますが
また再塗布する方法です
どのようなパターンで一度流した方がいいのか?
なんで流す必要があるの?
このように感じるかもしれませんが僕でもこの方法を使用するときがあります。
複雑履歴で部分的に
明るくなりづらい際には
一度流してリセットした方が
部分的にまたブリーチを
つけて均一にすることが
できやすくなります
どのようなパターンかというと
- ★ムラが強く均一にならない時
- ★痛みが強く反応させるのが危ない時
- ★リタッチブリーチで明るさが足りない時
と僕の場合では
何かしろ原因がある時
に使用します。
ブリーチ反応がなくなり
安全に施術することができるためです
一度流すことのデメリットとは?
ですが一度流すことで実はデメリットも出てきます。
- ★時間がかかる
- ★ブリーチの反応が弱くなる
と言ったデメリット。
正直怖い…という時以外は
この方法は取りません
これらが”ブリーチ2回するときの方法“になります。
いかがでしたでしょうか?
ブリーチ1回と2回の違いは
- ★施術時間の違い
- ★料金の違い
- ★ダメージの違い
- ★赤みの有無の違い
- ★明るさの違い
- ★できる髪色の違い
主にこれら6つの種類の違いがあります。
一番考えて欲しいのが
あなたがやりたい色味
です。
できる色味が大幅に変わります
この部分をしっかり理解した上でブリーチ1回にするのか2回にするのかぜひ考えてみて下さいね^ ^♪